この記事では、C言語で小数点第二位で小数部分を切り捨てる方法について解説します。
具体的には、«floor関数»を使う方法と関数を自作する方法について紹介します。
プログラミング初心者の方でもわかりやすく、サンプルコードを交えて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次から探す
小数点第二位で切り捨てる方法
プログラミングにおいて、小数点以下の桁を切り捨てる方法はさまざまあります。
ここでは、C言語で小数点第二位で小数部分を切り捨てる方法について解説します。
方法1: floor関数を使う
«floor関数»は、与えられた数値以下の最大の整数を返す関数です。
小数点以下の桁を切り捨てるために使用することができます。
#include <stdio.h>
#include <math.h>
int main() {
double num = 3.14159;
double result = floor(num * 100) / 100; // 小数点第二位で切り捨てる
printf("切り捨て後の値: %.2f\n", result);
return 0;
}
上記のコードでは、3.14159という数値を小数点第二位で切り捨てています。
«floor関数»を使って、numに100を掛けた後、100で割ることで小数点第二位で切り捨てられた値を得ることができます。
実行結果は以下の通りです。
切り捨て後の値: 3.14
方法2: 関数を自作する
もう一つの方法は、自分で関数を作成する方法です。
以下のような関数を作成することで、小数点第二位で切り捨てることができます。
#include <stdio.h>
double truncate(double num) {
int temp = num * 100;
double result = temp / 100.0;
return result;
}
int main() {
double num = 3.14159;
double result = truncate(num); // 小数点第二位で切り捨てる
printf("切り捨て後の値: %.2f\n", result);
return 0;
}
上記のコードでは、truncateという関数を定義し、引数として与えられた数値を小数点第二位で切り捨てています。
関数内では、一時的にnumに100を掛けた後、100.0で割ることで小数点第二位で切り捨てられた値を計算しています。
実行結果は以下の通りです。
切り捨て後の値: 3.14
以上がC言語で小数点第二位で小数部分を切り捨てる方法の解説です。