【C言語】 文字・文字列を扱うchar型の使い方を解説

この記事では、char型の概要や特徴、宣言と初期化、入出力方法、配列や文字列の操作方法、さらには応用的な使い方や注意点まで、初心者にもわかりやすく解説しています。

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char型とは

char型は、C言語における文字データを格納するためのデータ型です。

文字データとは、アルファベットや数字、記号などの文字のことを指します。

char型は、1バイト(8ビット)のメモリを使用して文字を表現します。

char型の概要

char型は、文字を表現するためのデータ型です。

C言語では、文字はASCIIコードという数値で表現されます。

char型の変数には、文字を直接代入することができます。

例えば、以下のようにchar型の変数を宣言し、文字を代入することができます。


char c = 'A';

この場合、変数cには文字’A’が格納されます。

char型の宣言と初期化

char型の変数の宣言

char型の変数を宣言するには、以下のように記述します。


char 変数名;

char型の変数は、1バイトのメモリを使用します。

この変数には、1文字の文字データを格納することができます。

例えば、次のようにchar型の変数を宣言することができます。


char c;

char型の変数の初期化方法

char型の変数を初期化するには、以下のように記述します。


char 変数名 = 初期値;

初期値には、文字データを指定します。

文字データはシングルクォーテーション(‘)で囲みます。

例えば、次のようにchar型の変数を初期化することができます。


char c = 'A';

この場合、変数cには文字’A’が格納されます。

また、char型の変数は整数としても扱うことができます。

例えば、次のようにchar型の変数を整数で初期化することもできます。


char c = 65;

この場合、変数cには整数値65に対応する文字が格納されます。

ASCIIコードにおいて、65は文字’A’に対応しています。

char型の変数は、文字データを格納するだけでなく、整数としても利用することができるため、様々な用途で活用することができます。

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