【C言語】アスキーコードから10進数の数値に変換する方法を解説

この記事では、アスキーコードから10進数の数値に変換する方法を解説します。

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アスキーコードとは

アスキーコードの概要

※アスキーコードは、文字をコンピュータ上で表現するための規格です。

アルファベット、数字、記号などの文字に対して、それぞれ固有の数値が割り当てられています。

アスキーコードの表

※アスキーコードは、0から127までの範囲で定義されており、それぞれの数値に対応する文字が存在します。

アスキーコードの表を参照することで、数値と文字の対応関係を確認することができます。

アスキーコードから10進数の数値に変換する方法

アスキーコードから10進数の数値への変換方法

※C言語では、文字をアスキーコードから10進数の数値に変換するために、キャスト演算子を使用します。

キャスト演算子を使うことで、文字を数値として扱うことができます。

サンプルコードと実行結果

※以下のサンプルコードでは、ユーザーから入力された文字をアスキーコードから10進数の数値に変換して表示するプログラムです。

#include <stdio.h>
int main() {
    char c;
    printf("文字を入力してください: ");
    scanf("%c", &c);
    
    int ascii = (int)c;
    printf("アスキーコード: %d\n", ascii);
    
    return 0;
}

入力例:

文字を入力してください: A

出力例:

アスキーコード: 65

※上記のプログラムでは、char型変数cにユーザーからの入力を受け取り、int型変数asciiにキャスト演算子を使ってアスキーコードを代入しています。

その後、printf関数を使ってアスキーコードを表示しています。

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