【C言語】数値を切り上げるcell関数を自作する方法

この記事では、C言語のプログラミング初心者の方に向けて、数値を切り上げるためのceil関数を自作する方法を解説します。

自作ceil関数の概要やコード、使用例を通じて、数値の切り上げについて理解を深めることができます。

また、注意点として、精度や負の数についても触れています。

ceil関数を自作する方法

自作ceil関数の概要

ceil関数は、与えられた数値を切り上げるための関数です。

C言語のmath.hライブラリには、すでにceil関数が用意されていますが、今回はその仕組みを理解するために、自分でceil関数を作成してみましょう。

自作ceil関数のコード

以下に、自作ceil関数のコードを示します。

#include <stdio.h>
double my_ceil(double num) {
    int int_num = (int)num; // 小数点以下を切り捨てる
    double result = (double)int_num; // 切り捨てた整数部分を代入
    if (num > result) { // 元の数値が切り捨てた整数部分より大きい場合
        result += 1.0; // 切り上げる
    }
    return result;
}
int main() {
    double num = 3.14;
    double ceil_num = my_ceil(num);
    printf("元の数値: %.2f\n", num);
    printf("切り上げた数値: %.2f\n", ceil_num);
    return 0;
}

自作ceil関数の使用例

上記のコードを実行すると、以下のような結果が得られます。

元の数値: 3.14
切り上げた数値: 4.00

このように、自作ceil関数を使用することで、与えられた数値を切り上げることができます。

※ ceil関数は、与えられた数値を切り上げるための関数です。

例えば、3.14をceil関数で切り上げると4になります。