【C言語】 ceil関数を自作する方法を初心者向けにわかりやすく解説

2023-06-222024-06-05

ceil関数は、与えられた浮動小数点数を切り上げて整数に変換する関数です。

この記事では、C言語でceil関数を自作する方法について解説します。

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ceil関数の概要

ceil関数は、与えられた浮動小数点数を切り上げて整数に変換する関数です。

例えば、3.2をceil関数に渡すと4が返されます。

ceil関数は、math.hヘッダーファイルに定義されており、以下のようなプロトタイプ宣言を持っています。


double ceil(double x);

引数として与えられた浮動小数点数xを切り上げた結果を返します。

ceil関数の実装方法

ceil関数は、与えられた浮動小数点数を切り上げて整数に変換する関数です。

C言語の標準ライブラリには、このceil関数が用意されていますが、今回は自分でceil関数を実装する方法について説明します。

ceil関数を実装するためには、以下の手順を踏む必要があります。

引数として与えられた浮動小数点数を取得します。
取得した浮動小数点数が整数であるかどうかを判定します。

もし整数であれば、そのまま返します。

整数でない場合、小数点以下の値があることを意味します。

この場合、整数部分を1増やして切り上げます。

切り上げた整数を返します。

以下に、ceil関数の実装例を示します。


#include <stdio.h>
int ceil_func(float num) {
    int int_num = (int)num; // 引数の整数部分を取得
    if (num == int_num) { // 引数が整数である場合
        return int_num; // 整数をそのまま返す
    } else { // 引数が小数を含む場合
        return int_num + 1; // 整数部分を1増やして切り上げる
    }
}
int main() {
    float num = 3.7;
    int result = ceil_func(num);
    printf("切り上げ結果: %d\n", result);
    return 0;
}

上記のコードでは、ceil_funcという関数を定義しています。

この関数は、引数として与えられた浮動小数点数を切り上げて整数に変換し、その結果を返します。

main関数では、ceil_func関数を使用して3.7を切り上げています。

実行結果は以下の通りです。