この記事では、C言語を使って任意の段数でピラミッドを作る方法を解説します。
初心者の方でもわかりやすく、サンプルコードと実行結果の例を交えて説明します。
ピラミッドの形状や作り方、アルゴリズムの解説を通じて、C言語の基礎を学ぶことができます。
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ピラミッドの作り方
ピラミッドは、上から下に向かって段々と広がっていく形状を持つ図形です。
C言語を使って任意の段数でピラミッドを作るプログラムを作成する方法を解説します。
ピラミッドの形状
ピラミッドは、上から下に向かって段々と広がっていく形状を持ちます。
一番上の段は1つの要素からなり、段が下に進むごとに要素数が増えていきます。
ピラミッドの段数と要素数の関係
ピラミッドの形状は、上から下に向かって段々と広がっていく三角形の形状をしています。
一番上の段は1つの要素からなり、段が下に進むごとに要素数が増えていきます。
例えば、3段のピラミッドの場合、上から順に1つ、3つ、5つの要素がある形状となります。
ピラミッドの段数と要素数は、以下のような関係にあります。
- 段数nに対して、要素数は(2n-1)となります。
ピラミッドの作り方のアルゴリズム
ピラミッドを作るためのアルゴリズムは以下のようになります。
- ピラミッドの段数を入力する。
- 外側のループを段数分繰り返す。
- 内側のループを要素数分繰り返す。
- 内側のループ内で、ピラミッドの形状に合わせて空白または要素を出力する。
ループを使ったアルゴリズムの実装方法
ピラミッドを作るためには、ループを使ったアルゴリズムを実装する必要があります。
以下は、ループを使ったアルゴリズムの実装方法の一例です。
#include <stdio.h>
int main() {
int n, i, j, space;
printf("ピラミッドの段数を入力してください: ");
scanf("%d", &n);
space = n - 1;
for (i = 1; i <= n; i++) {
for (j = 1; j <= space; j++) {
printf(" ");
}
space--;
for (j = 1; j <= 2 * i - 1; j++) {
printf("*");
}
printf("\n");
}
return 0;
}
ピラミッドの作り方のコード例
以下は、C言語でピラミッドを作るプログラムのコード例です。
#include <stdio.h>
int main() {
int n, i, j, space;
printf("ピラミッドの段数を入力してください: ");
scanf("%d", &n);
space = n - 1;
for (i = 1; i <= n; i++) {
for (j = 1; j <= space; j++) {
printf(" ");
}
space--;
for (j = 1; j <= 2 * i - 1; j++) {
printf("*");
}
printf("\n");
}
return 0;
}
上記のコード例では、ユーザーにピラミッドの段数を入力してもらい、その段数に合わせてピラミッドを作成しています。