【C言語】アスタリスク(*)を階段状に表示する方法

この記事では、C言語を使ってアスタリスク(*)を使った階段を表示する方法を紹介します。

単純な階段の表示方法から、ユーザーからの入力を受け取って階段の高さを指定する方法まで、初心者でも理解しやすいサンプルコードを交えて解説します。

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単純な階段の表示方法

プログラミングにおいて、アスタリスク(*)を使って階段状の図形を表示する方法を紹介します。

この方法は、C言語の基本的な構文を使って実現することができます。

単純な階段の表示方法を紹介します。

以下のサンプルコードは、単純な階段を表示する方法を示しています。

このコードでは、forループを使用してアスタリスクを段数に応じて表示しています。

#include <stdio.h>
int main() {
    int i, j;
    int n = 5; // 階段の段数
    for (i = 1; i <= n; i++) {
        for (j = 1; j <= i; j++) {
            printf("*");
        }
        printf("\n");
    }
    return 0;
}

上記のコードを実行すると、以下のような出力が得られます。

*
**
***
****
*****

このように、段数に応じてアスタリスクが増えていく様子が表示されます。

1段から10段までの階段を表示する方法

もし、1段から10段までの階段を表示したい場合は、以下のようにコードを変更します。

#include <stdio.h>
int main() {
    int i, j;
    int n = 10; // 階段の段数
    for (i = 1; i <= n; i++) {
        for (j = 1; j <= i; j++) {
            printf("*");
        }
        printf("\n");
    }
    return 0;
}

上記のコードを実行すると、以下のような出力が得られます。

*
**
***
****
*****
******
*******
********
*********
**********

このように、段数が増えるごとにアスタリスクの数も増えていく様子が表示されます。

以上が、C言語を使って単純な階段を表示する方法の解説です。

この方法を応用することで、さまざまな図形やパターンを作成することができます。

階段の高さを指定する方法

階段の高さを指定する方法について紹介します。

通常、階段の段数はプログラム内で直接指定されますが、ユーザーからの入力を受け取って階段の高さを指定する方法もあります。

ユーザーからの入力を受け取って階段の高さを指定する方法

C言語では、ユーザーからの入力を受け取るためにscanf関数を使用します。

scanf関数は、指定した変数にユーザーからの入力を格納することができます。

以下に、ユーザーからの入力を受け取って階段の高さを指定するプログラムの例を示します。

#include <stdio.h>
int main() {
    int height;
    printf("階段の高さを入力してください: ");
    scanf("%d", &height);
    for (int i = 1; i <= height; i++) {
        for (int j = 1; j <= i; j++) {
            printf("*");
        }
        printf("\n");
    }
    return 0;
}

このプログラムでは、heightという変数を用意し、ユーザーからの入力を受け取っています。

scanf関数の引数には、入力の形式を指定するための書式指定子%dを使用し、&演算子を使って変数のアドレスを渡しています。

その後、forループを使用して階段を表示しています。

外側のループは段数を表し、内側のループは各段のアスタリスクを表示します。

最後に改行文字\nを出力することで、階段を表示する際に段ごとに改行されるようにしています。

ユーザーからの入力によって階段の高さが変わるため、柔軟なプログラムを作成することができます。

以上が、ユーザーからの入力を受け取って階段の高さを指定する方法の解説です。

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