【C言語】2つの数値の大小を比較する方法

この記事では、C言語で2つの数値の大小を比較する方法を解説します。

if文や三項演算子、さらにはライブラリ関数を使って、簡単に数値の大小を判定する方法を学ぶことができます。

プログラミング初心者の方にもわかりやすく解説していきますので、ぜひご覧ください。

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2つの数値の大小を比較する

プログラミングにおいて、2つの数値の大小を比較することは非常によく行われる操作です。

C言語では、if文や三項演算子、さらにはライブラリ関数を使って、簡単に数値の大小を比較することができます。

以下では、それぞれの方法について詳しく解説していきます。

if文を使った比較

if文を使った比較は、C言語において最も基本的な方法です。

if文を使うことで、条件に応じてプログラムの実行を分岐させることができます。

2つの数値の大小を比較する場合、以下のようなコードを書くことができます。

#include <stdio.h>
int main() {
    int num1 = 10;
    int num2 = 5;
    if (num1 > num2) {
        printf("num1はnum2より大きいです\n");
    } else if (num1 < num2) {
        printf("num1はnum2より小さいです\n");
    } else {
        printf("num1とnum2は等しいです\n");
    }
    return 0;
}

上記のコードでは、変数num1num2の値を比較して、その結果に応じてメッセージを出力しています。

もしnum1num2よりも大きい場合はnum1はnum2より大きいですというメッセージが表示され、num1num2よりも小さい場合はnum1はnum2より小さいですというメッセージが表示されます。

また、num1num2が等しい場合はnum1とnum2は等しいですというメッセージが表示されます。

三項演算子を使った比較

三項演算子を使った比較は、if文よりも短くコンパクトなコードを書くことができます。

三項演算子は、条件式 ? 式1 : 式2 の形式で使われ、条件式が真の場合は式1が、偽の場合は式2が評価されます。

以下は、三項演算子を使って2つの数値の大小を比較するコードの例です。

#include <stdio.h>
int main() {
    int num1 = 10;
    int num2 = 5;
    int result = (num1 > num2) ? num1 : num2;
    printf("大きい数値は%dです\n", result);
    return 0;
}

上記のコードでは、変数num1num2の値を比較して、大きい方の数値を変数resultに代入しています。

三項演算子を使うことで、if文よりも短くシンプルなコードを書くことができます。

ライブラリ関数を使った比較

C言語には、数値の大小を比較するためのライブラリ関数も用意されています。

例えば、stdio.hヘッダファイルに含まれるmax()関数min()関数を使うことで、2つの数値の最大値や最小値を求めることができます。

以下は、max()関数を使って2つの数値の最大値を求めるコードの例です。

#include <stdio.h>
int max(int a, int b) {
    return (a > b) ? a : b;
}
int main() {
    int num1 = 10;
    int num2 = 5;
    int result = max(num1, num2);
    printf("最大値は%dです\n", result);
    return 0;
}

上記のコードでは、max()関数を定義して、引数として与えられた2つの数値のうち、大きい方の数値を返すようにしています。

max()関数を使うことで、簡単に2つの数値の最大値を求めることができます。

以上が、C言語で2つの数値の大小を比較する方法の解説です。

if文や三項演算子、ライブラリ関数を使うことで、様々な場面で数値の大小を比較することができます。

プログラミングにおいては、数値の大小を正確に比較することが重要なので、適切な方法を選んで使いこなしてください。

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