【Python】実数と整数を変換する方法

この記事では、Pythonを使って実数と整数を相互に変換する方法を学ぶことができます。

実数から整数への切り捨て、切り上げ、四捨五入の方法や、整数から実数への変換方法を紹介しています。

Pythonで数値型を変換する基本的な手法を理解しましょう。

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実数から整数への変換方法

切り捨て

実数を整数に変換する際、切り捨てを行う方法があります。

切り捨てとは、実数をそのまま整数に変換する際に、小数点以下を切り捨てて整数部分のみを残す方法です。

Pythonでは、mathモジュールのfloor関数を使用して切り捨てを行うことができます。

import math

num = 3.7
result = math.floor(num)
print(result)  # 出力結果は3

切り上げ

切り上げは、実数を整数に変換する際に、小数点以下を切り上げて整数部分を増やす方法です。

Pythonでは、mathモジュールのceil関数を使用して切り上げを行うことができます。

import math

num = 3.2
result = math.ceil(num)
print(result)  # 出力結果は4

四捨五入

四捨五入は、実数を整数に変換する際に、小数点以下を四捨五入して整数に変換する方法です。

Pythonでは、round関数を使用して四捨五入を行うことができます。

num = 3.5
result = round(num)
print(result)  # 出力結果は4

これらの方法を使うことで、実数と整数の変換を柔軟に行うことができます。

整数から実数への変換方法

整数から実数への変換方法について説明します。

Pythonでは整数から実数への変換が簡単に行えます。

整数を実数に変換する方法は、単純に整数を浮動小数点数に変換することです。

以下に、整数から実数への変換のサンプルコードを示します。

# 整数から実数への変換
integer_number = 10
float_number = float(integer_number)
print(float_number) # 10.0

上記のコードでは、整数の10を浮動小数点数に変換しています。

float()関数を使って整数を実数に変換しています。

変換後の値は10.0となります。

整数から実数への変換は、数値の型を変換するだけであり、基本的な操作です。

Pythonでは数値型の変換が柔軟に行えるため、必要に応じて整数と実数を相互に変換することができます。

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