【Python】割り算の切り捨てと切り上げを行う方法

この記事では、Pythonを使って割り算の結果を切り捨てたり切り上げたりする方法を紹介します。

割り算の結果を整数に変換する際に役立つfloor()やceil()関数、さらに四捨五入するround()関数の使い方を解説します。

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Pythonでの割り算の切り捨てと切り上げの方法

Pythonでは、割り算の結果を整数に切り捨てたり、切り上げたりするための便利な関数が用意されています。

ここでは、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

切り捨て:floor()関数

割り算の結果を切り捨てるには、mathモジュールのfloor()関数を使用します。

この関数は、与えられた数値以下で最も大きい整数を返します。

以下は、floor()関数を使って割り算の結果を切り捨てる例です。

import math

result = math.floor(10 / 3)
print(result)  # 出力結果: 3

上記の例では、10を3で割った結果をfloor()関数で切り捨てています。

結果として、3が出力されます。

切り上げ:ceil()関数

割り算の結果を切り上げるには、mathモジュールのceil()関数を使用します。

この関数は、与えられた数値以上で最も小さい整数を返します。

以下は、ceil()関数を使って割り算の結果を切り上げる例です。

import math

result = math.ceil(10 / 3)
print(result)  # 出力結果: 4

上記の例では、10を3で割った結果をceil()関数で切り上げています。

結果として、4が出力されます。

四捨五入:round()関数

割り算の結果を四捨五入するには、組み込み関数のround()関数を使用します。

この関数は、与えられた数値を最も近い整数に丸めます。

以下は、round()関数を使って割り算の結果を四捨五入する例です。

result = round(10 / 3)
print(result)  # 出力結果: 3

上記の例では、10を3で割った結果をround()関数で四捨五入しています。

結果として、3が出力されます。

終わりに

Pythonのmathモジュールや組み込み関数を使うことで、割り算の結果を切り捨てたり切り上げたりすることができます。

適切な関数を使って、計算結果を必要な形に整形することができるので、積極的に活用してみてください。

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