【Python】1の位で切り捨てする方法

この記事では、Pythonを使って1の位で切り捨てる方法を紹介します。

整数除算や数学モジュール、文字列操作を使った方法を通じて、1の位で切り捨てる手法を学ぶことができます。

初心者の方でも分かりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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Pythonで1の位で切り捨てする方法

Pythonで1の位で切り捨てを行う方法にはいくつかのアプローチがあります。

ここでは、整数除算を使った方法、数学モジュールを使った方法、および文字列操作を使った方法について解説します。

それぞれの方法をサンプルコードとともに見ていきましょう。

整数除算を使った方法

整数除算を使った方法は、Pythonの組み込みの演算子である//を使用して1の位で切り捨てることができます。

この演算子は、除算を行った後に小数点以下を切り捨てて整数部分のみを返します。

以下に、整数除算を使った方法のサンプルコードを示します。

num = 1234
result = num // 10 * 10
print(result)
1230

上記のコードでは、変数numに整数の値1234を代入し、//演算子を使って10で割った後に10を掛けることで1の位で切り捨てを行っています。

この場合、結果として1230が出力されます。

数学モジュールを使った方法

Pythonの数学モジュールを使用することで、1の位で切り捨てる方法を実装することができます。

具体的には、math.floor()関数を使用して、与えられた数値を小数点以下を切り捨てた整数値に変換します。

以下に、数学モジュールを使った方法のサンプルコードを示します。

import math

# 1の位で切り捨てる数値
num = 15.78

# math.floor()関数を使って1の位で切り捨てる
result = math.floor(num / 10) * 10

print(result)  # 出力結果: 10

上記のコードでは、num変数に15.78という数値が代入されています。

math.floor(num / 10) * 10の部分で、与えられた数値を10で割り、小数点以下を切り捨てた後、再度10を掛けて1の位で切り捨てる処理が行われています。

このように、Pythonの数学モジュールを使用することで、簡単に1の位で切り捨てる処理を実装することができます。

文字列操作を使った方法

1の位で切り捨てるために、文字列操作を使った方法もあります。

具体的には、数値を文字列に変換してから1の位を取り出し、再度数値に変換する方法です。

以下にサンプルコードを示します。

# 数値を文字列に変換
num = 1234
num_str = str(num)

# 1の位の数字を取得
ones_place = int(num_str[-1])

# 1の位で切り捨てた結果を表示
result = num - ones_place
print(result)
1230

このサンプルコードでは、まず数値を文字列に変換し、その文字列の最後の文字を取得しています。

取得した1の位の数字を元の数値から引くことで、1の位で切り捨てた結果を得ることができます。

文字列操作を使うことで、1の位で切り捨てる処理を行うことができます。

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