【C言語】while文の使い方についてわかりやすく詳しく解説

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while文の注意点

無限ループに注意する

while文は、指定した条件が真である限り繰り返し処理を行います。

しかし、条件式が常に真となるような記述をしてしまうと、プログラムが無限ループに陥ってしまう可能性があります。

無限ループになると、プログラムが停止せずに永遠に処理を続けるため、予期しない結果やエラーが発生する可能性があります。

以下は、無限ループになる例です。


while(1) {
    // 無限ループになる処理
}

このように、条件式を常に真とする場合は、ループ内で適切な制御文(例えば、break文)を使ってループを終了させる必要があります。

条件式の更新を忘れない

while文では、ループの実行前に条件式が評価されます。

そのため、条件式が最初から偽である場合、ループは一度も実行されずに終了します。

しかし、条件式が最初は真であっても、ループ内で条件式が偽になる可能性がある場合、条件式の更新を忘れないように注意が必要です。

以下は、条件式の更新を忘れた場合の例です。


int i = 0;
while(i < 5) {
    printf("%d\n", i);
    // iの更新を忘れているため、無限ループになる
}

この場合、変数iの値が更新されずにループが続くため、無限ループに陥ってしまいます。

条件式の更新を忘れずに行うことで、意図した回数だけループが実行されるようになります。

以上が、while文を使用する際の注意点です。

無限ループにならないように注意し、条件式の更新を忘れずにプログラムを作成しましょう。

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