【C言語】アルファベットの大文字と小文字を相互に変換する方法を解説

この記事では、C言語を使ってアルファベットの大文字と小文字を相互に変換する方法を解説します。

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大文字を小文字に変換する方法

ASCIIコードを用いて大文字を小文字に変換する方法

大文字を小文字に変換するためには、ASCIIコードを利用する方法があります。

ASCIIコードは、文字に対応する数値を表すコードです。

大文字のAからZまでの文字は、連続した数値で表されています。

例えば、AのASCIIコードは65であり、ZのASCIIコードは90です。

小文字のaからzまでの文字も連続した数値で表されていますが、大文字と小文字の間には差があります。

具体的には、大文字と小文字の間の差は32です。

したがって、大文字を小文字に変換するには、ASCIIコードの値から32を引くことで実現できます。

以下に、大文字を小文字に変換するためのサンプルコードを示します。

#include <stdio.h>
int main() {
    char uppercase = 'A';
    char lowercase = uppercase + 32;
    printf("大文字: %c\n", uppercase);
    printf("小文字: %c\n", lowercase);
    return 0;
}

上記のコードでは、変数uppercaseに大文字の’A’を代入し、変数lowercaseuppercaseの値に32を加えた値を代入しています。

そして、printf関数を使って、変換前の大文字と変換後の小文字を表示しています。

大文字を小文字に変換する関数の作成する方法

大文字を小文字に変換するための関数を自作することもできます。

以下に、大文字を小文字に変換する関数のサンプルコードを示します。

#include <stdio.h>
char toLowercase(char uppercase) {
    return uppercase + 32;
}
int main() {
    char uppercase = 'A';
    char lowercase = toLowercase(uppercase);
    printf("大文字: %c\n", uppercase);
    printf("小文字: %c\n", lowercase);
    return 0;
}

上記のコードでは、toLowercaseという関数を定義しています。

この関数は、引数として大文字を受け取り、その大文字を小文字に変換して返します。

main関数では、toLowercase関数を呼び出して大文字を小文字に変換し、結果を表示しています。

小文字を大文字に変換する方法

ASCIIコードを用いて小文字を大文字に変換する方法

小文字を大文字に変換するためにも、ASCIIコードを利用する方法があります。

小文字のaからzまでの文字も、大文字のAからZまでの文字と同様に連続した数値で表されています。

大文字と小文字の間の差は32なので、小文字を大文字に変換するには、ASCIIコードの値から32を引くことで実現できます。

以下に、小文字を大文字に変換するためのサンプルコードを示します。

#include <stdio.h>
int main() {
    char lowercase = 'a';
    char uppercase = lowercase - 32;
    printf("小文字: %c\n", lowercase);
    printf("大文字: %c\n", uppercase);
    return 0;
}

上記のコードでは、変数lowercaseに小文字の’a’を代入し、変数uppercaselowercaseの値から32を引いた値を代入しています。

そして、printf関数を使って、変換前の小文字と変換後の大文字を表示しています。

小文字を大文字に変換する関数を自作する方法

小文字を大文字に変換するための関数を自作することもできます。

以下に、小文字を大文字に変換する関数のサンプルコードを示します。

#include <stdio.h>
char toUppercase(char lowercase) {
    return lowercase - 32;
}
int main() {
    char lowercase = 'a';
    char uppercase = toUppercase(lowercase);
    printf("小文字: %c\n", lowercase);
    printf("大文字: %c\n", uppercase);
    return 0;
}

上記のコードでは、toUppercaseという関数を定義しています。

この関数は、引数として小文字を受け取り、その小文字を大文字に変換して返します。

main関数では、toUppercase関数を呼び出して小文字を大文字に変換し、結果を表示しています。

以上が、C言語でアルファベットの大文字と小文字を相互に変換する方法です。

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