【C言語】アルファベットが大文字か小文字か判定する方法を解説

2023-09-182024-06-03

この記事では、C言語で文字が大文字か小文字かを判定する方法については、isupper関数やislower関数を使った判定方法や、ASCIIコードを利用した判定方法があります。

これらの方法を使うことで、プログラミング初心者でも簡単に文字の判定ができるようになります。

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文字の判定方法

文字が大文字か小文字かを判定する方法には、いくつかの方法があります。

isupper関数を使った判定

isupper関数は、与えられた文字が大文字であるかどうかを判定するために使用されます。

この関数はctype.hヘッダファイルに定義されており、以下のように使用します。

#include <stdio.h>
#include <ctype.h>
int main() {
    char ch = 'A';
    if (isupper(ch)) {
        printf("与えられた文字は大文字です。\n");
    } else {
        printf("与えられた文字は大文字ではありません。\n");
    }
    return 0;
}

上記のコードでは、変数chに文字’A’を代入し、isupper関数を使ってその文字が大文字かどうかを判定しています。

もし大文字であれば、「与えられた文字は大文字です。」と出力されます。

islower関数を使った判定

islower関数は、与えられた文字が小文字であるかどうかを判定するために使用されます。

同様にctype.hヘッダファイルに定義されており、以下のように使用します。

#include <stdio.h>
#include <ctype.h>
int main() {
    char ch = 'a';
    if (islower(ch)) {
        printf("与えられた文字は小文字です。\n");
    } else {
        printf("与えられた文字は小文字ではありません。\n");
    }
    return 0;
}

上記のコードでは、変数chに文字’a’を代入し、islower関数を使ってその文字が小文字かどうかを判定しています。

もし小文字であれば、「与えられた文字は小文字です。」と出力されます。

ASCIIコードを使った判定

C言語では、文字はASCIIコードとして表現されます。

大文字のAからZまでのASCIIコードは65から90までであり、小文字のaからzまでのASCIIコードは97から122までです。

したがって、与えられた文字のASCIIコードを調べることで、その文字が大文字か小文字かを判定することができます。

#include <stdio.h>
int main() {
    char ch = 'B';
    if (ch >= 'A' && ch <= 'Z') {
        printf("与えられた文字は大文字です。\n");
    } else if (ch >= 'a' && ch <= 'z') {
        printf("与えられた文字は小文字です。\n");
    } else {
        printf("与えられた文字はアルファベットではありません。\n");
    }
    return 0;
}

上記のコードでは、変数chに文字’B’を代入し、ASCIIコードを使ってその文字が大文字か小文字かを判定しています。

もし大文字であれば、「与えられた文字は大文字です。」と、小文字であれば「与えられた文字は小文字です。」と出力されます。

アルファベット以外の文字が与えられた場合は、「与えられた文字はアルファベットではありません。」と出力されます。

これらの方法を使うことで、C言語でアルファベットが大文字か小文字かを判定することができます。