この記事では、C言語のmin関数
の使い方と、その応用例について解説します。
min関数
は、与えられた2つの値のうち、小さい方の値を返す便利な関数です。
また、最小値を利用したソートアルゴリズムや最短経路探索など、min関数
の応用例も紹介します。
初心者の方でもわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
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min関数とは
min関数
は、C言語の標準ライブラリに含まれる関数の一つです。
この関数は、与えられた2つの値のうち、小さい方の値を返す役割を持っています。
min関数
は、プログラムで最小値を求める際に便利に利用することができます。
min関数の概要
min関数
は、以下のようなプロトタイプ宣言を持っています。
int min(int a, int b);
この関数は、引数として2つの整数値を受け取り、小さい方の値を返します。
返り値の型はint型です。
min関数の基本的な使い方
min関数
を使用するためには、まず関数を呼び出すためのコードを書く必要があります。
以下に、min関数
の基本的な使い方を示します。
#include <stdio.h>
int main() {
int a = 10;
int b = 5;
int result = min(a, b);
printf("小さい方の値は%dです。\n", result);
return 0;
}
上記のコードでは、変数aに10、変数bに5を代入しています。
そして、min関数
を呼び出し、その結果をresult変数に代入しています。
最後に、結果を表示するためにprintf関数
を使用しています。
このプログラムを実行すると、以下のような結果が表示されます。
小さい方の値は5です。
このように、min関数
を使用することで、与えられた2つの値のうち、小さい方の値を求めることができます。
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