【C言語】atoi関数の使い方をわかりやすく解説(文字列→数値変換)

この記事では、C言語のatoi関数について詳しく解説します。

atoi関数は、文字列を整数に変換するための便利な関数です。

記事を読むことで、atoi関数の使い方や注意点、さらには代替手段について理解することができます。

初心者の方にもわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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atoi関数とは

atoi関数は、C言語の標準ライブラリ関数の一つであり、文字列を整数に変換するために使用されます。

atoiは”ASCII to Integer”の略であり、与えられた文字列を整数に変換する機能を持っています。

atoi関数の概要

atoi関数は、以下のようなプロトタイプ宣言を持っています。


int atoi(const char *str);

この関数は、引数として与えられた文字列を整数に変換し、その結果を返します。

ただし、変換できない文字列が与えられた場合や、文字列の先頭に空白文字が含まれている場合は、0を返します。

atoi関数の使い方

atoi関数の使い方を具体的な例を交えて説明します。


#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
int main() {
    char str1[] = "12345";
    char str2[] = "9876";
    char str3[] = "abcde";
    
    int num1 = atoi(str1);
    int num2 = atoi(str2);
    int num3 = atoi(str3);
    
    printf("num1: %d\n", num1);
    printf("num2: %d\n", num2);
    printf("num3: %d\n", num3);
    
    return 0;
}

上記の例では、3つの文字列をatoi関数を使って整数に変換しています。

str1は”12345″という文字列であり、これは整数の12345に変換されます。

同様に、str2は”9876″という文字列であり、これは整数の9876に変換されます。

一方、str3は”abcde”という文字列であり、これは整数に変換できないため、0が返されます。

実行結果は以下のようになります。

num1: 12345
num2: 9876
num3: 0

以上がatoi関数の使い方の基本的な説明です。

文字列を整数に変換する際には、この関数を活用してください。

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