この記事では、Pythonを使って小数点以下を四捨五入する方法を紹介します。
round()関数
やdecimal
モジュールを使うことで、簡単に正確な四捨五入を行うことができます。
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四捨五入の方法
round()関数を使った四捨五入
Pythonの組み込み関数であるround()関数
を使用することで、小数点以下を四捨五入することができます。
round()関数
は、引数として丸めたい数値と小数点以下の桁数を取ります。
小数点以下の桁数を指定しない場合は、デフォルトで0になります。
num1 = 3.14159
rounded_num1 = round(num1)
print(rounded_num1) # 出力結果: 3
num2 = 6.789
rounded_num2 = round(num2, 1)
print(rounded_num2) # 出力結果: 6.8
Decimalモジュールを使った四捨五入
Pythonのdecimal
モジュールを使用することで、より正確な小数点以下の計算が可能です。
decimalモジュールを使って四捨五入を行う場合は、Decimalクラスのquantize()
メソッドを使用します。
このメソッドは、指定した桁数に丸めることができます。
from decimal import Decimal, ROUND_HALF_UP
num3 = Decimal('9.87654')
rounded_num3 = num3.quantize(Decimal('1'), rounding=ROUND_HALF_UP)
print(rounded_num3) # 出力結果: 9.9
以上がPythonで小数点以下を四捨五入する方法です。
round()関数
を使えば簡単に四捨五入できますが、より高度な操作が必要な場合はdecimal
モジュールを活用すると良いでしょう。