この記事では、C言語で2次元配列に値を代入する方法について解説します。
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2次元配列への値の代入方法
2次元配列は、行と列の2次元の表としてデータを格納するために使用されます。
2次元配列の要素へのアクセス方法
2次元配列の要素にアクセスするためには、行番号と列番号を指定する必要があります。
以下のような構文を使用します。
array[row][column]
ここで、array
は2次元配列の名前、row
は行番号、column
は列番号です。
行番号と列番号は0から始まるため、最初の行や列にアクセスする場合は、array[0][0]
となります。
2次元配列への値の代入方法
2次元配列への値の代入も、要素へのアクセスと同様の構文を使用します。
以下の例を見てみましょう。
#include <stdio.h>
int main() {
int array[3][3]; // 3行3列の2次元配列
// 2次元配列の要素に値を代入
array[0][0] = 1;
array[0][1] = 2;
array[0][2] = 3;
array[1][0] = 4;
array[1][1] = 5;
array[1][2] = 6;
array[2][0] = 7;
array[2][1] = 8;
array[2][2] = 9;
// 2次元配列の要素を表示
for (int i = 0; i < 3; i++) {
for (int j = 0; j < 3; j++) {
printf("%d ", array[i][j]);
}
printf("\n");
}
return 0;
}
上記のコードでは、3行3列の2次元配列を宣言し、要素に値を代入しています。
その後、2重のループを使用して、2次元配列の要素を表示しています。
実行結果は以下のようになります。
1 2 3
4 5 6
7 8 9
このように、2次元配列への値の代入は、要素へのアクセスと同じ構文を使用して行います。
適切な行番号と列番号を指定して、任意の値を代入することができます。
例えば、ゲームの盤面や画像のピクセルデータなど、2次元的なデータを扱う場合に便利です。