この記事では、C言語における配列のポインタの初期化方法について解説します。
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配列のポインタの初期化方法
配列のポインタを初期化する方法にはいくつかの方法があります。
以下では、NULLで初期化する方法、配列の先頭アドレスで初期化する方法、他のポインタで初期化する方法について解説します。
NULLで初期化する
配列のポインタをNULLで初期化する場合、以下のように記述します。
int* arrPtr = NULL;
このようにすることで、配列のポインタは何も指していない状態となります。
NULLは、ポインタが無効な状態を表す特別な値です。
配列の先頭アドレスで初期化する
配列の先頭アドレスでポインタを初期化する場合、以下のように記述します。
int arr[5] = {1, 2, 3, 4, 5};
int* arrPtr = arr;
配列の先頭アドレスは、配列名そのものです。
上記の例では、arr
という配列の先頭アドレスをarrPtr
に代入しています。
これにより、arrPtr
は配列の先頭要素を指すポインタとなります。
他のポインタで初期化する
他のポインタで配列のポインタを初期化する場合、以下のように記述します。
int* arrPtr1;
int* arrPtr2 = arrPtr1;
この場合、arrPtr1
というポインタをarrPtr2
に代入しています。
arrPtr2
は、arrPtr1
が指しているメモリアドレスを指すポインタとなります。
以上が、配列のポインタを初期化する方法の一部です。
適切な初期化方法を選ぶことで、プログラムの動作を正しく制御することができます。
また、ポインタの初期化は、プログラムの実行前に行う必要があります。