【Python】XMLの改行を削除する方法

この記事では、Pythonを使用してXML出力時に改行を削除する方法について解説します。

XMLファイルを読み込み、改行を削除したXMLを出力し、ファイルに保存する手順を紹介します。

改行を削除することで、XMLデータの整形を行うことができます。

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XML出力時に改行を削除する方法

XMLはデータを階層的に構造化するためのフォーマットであり、改行やインデントなどの空白文字も含まれます。

しかし、特定の要件によっては、XML出力時に改行を削除したい場合もあります。

本記事では、Pythonを使用してXML出力時に改行を削除する方法について解説します。

1. XMLファイルを読み込む

まず、XMLファイルを読み込むために、Pythonの標準ライブラリであるxml.etree.ElementTreeモジュールを使用します。

以下のコードを使用して、XMLファイルを読み込みます。

import xml.etree.ElementTree as ET

tree = ET.parse('sample.xml')
root = tree.getroot()

sample.xmlは読み込むXMLファイルのパスを指定してください。

2. XML出力時に改行を削除する

XMLファイルを読み込んだ後、改行を削除してXMLを出力する方法を説明します。

以下のコードを使用して、改行を削除したXMLを出力します。

xml_string = ET.tostring(root, encoding='utf-8').decode('utf-8').replace('\n', '').replace('\r', '')

上記のコードでは、ET.tostring()関数を使用してXMLを文字列に変換し、replace()関数を使用して改行文字を削除しています。

3. 改行を削除したXMLをファイルに保存する

最後に、改行を削除したXMLをファイルに保存する方法を説明します。

以下のコードを使用して、改行を削除したXMLをファイルに保存します。

with open('output.xml', 'w') as file:
    file.write(xml_string)

上記のコードでは、open()関数を使用してファイルを開き、write()メソッドを使用して改行を削除したXMLをファイルに書き込んでいます。

終わりに

Pythonのxml.etree.ElementTreeモジュールを使用することで、XML出力時に改行を削除することができます。

上記の手順に従って、XMLファイルを読み込み、改行を削除したXMLを出力し、ファイルに保存することができます。

必要に応じて、この方法を活用してXMLデータの整形を行ってください。

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