この記事では、C言語における8進数の扱い方と、8進数の利用例について解説します。
初心者の方でもわかりやすく、8進数のリテラル表記や演算、変換方法を学ぶことができます。
また、ファイルパーミッションの表現やビット演算における8進数の利用例も紹介します。
8進数の基礎知識を身につけて、プログラミングの幅を広げましょう。
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C言語における8進数の扱い方
C言語では、10進数や16進数と同様に8進数も扱うことができます。
8進数は、数字の前に0を付けることで表現されます。
例えば、10進数の10は8進数では012と表記されます。
8進数のリテラル表記
8進数のリテラル表記は、数字の前に0を付けることで行います。
C言語では、8進数のリテラルは整数型として扱われます。
以下に例を示します。
int octalNumber = 012; // 8進数のリテラル表記
上記の例では、変数octalNumber
に8進数の12が代入されています。
8進数の演算
C言語では、8進数同士の演算も行うことができます。
ただし、演算結果は常に10進数として扱われます。
以下に例を示します。
int octalNumber1 = 012; // 8進数の12
int octalNumber2 = 015; // 8進数の13
int sum = octalNumber1 + octalNumber2; // 8進数同士の足し算
printf("Sum: %d\n", sum); // 結果を10進数で表示
上記の例では、8進数の12と13を足し算しています。
結果は10進数の25となります。
8進数の変換
C言語では、8進数を10進数や16進数に変換することもできます。
変換するためには、適切な変換関数を使用します。
以下に例を示します。
int octalNumber = 012; // 8進数の12
int decimalNumber = octalNumber; // 8進数を10進数に変換
int hexadecimalNumber = octalNumber; // 8進数を16進数に変換
printf("Decimal: %d\n", decimalNumber); // 10進数で表示
printf("Hexadecimal: %x\n", hexadecimalNumber); // 16進数で表示
上記の例では、8進数の12を10進数と16進数に変換しています。
結果はそれぞれ10進数の12と16進数のcとなります。
以上がC言語における8進数の扱い方についての説明です。
8進数を使用する際には、リテラル表記や演算、変換方法を理解しておくと便利です。
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