【C言語】引数と戻り値の違いや使い方を解説

引数とは関数に渡される値やデータであり、戻り値は関数が処理を終えた後に返される値です。

この記事では、C言語における引数と戻り値の基本的な概念と使い方について解説します。

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引数とは何か

引数とは、関数に渡される値やデータのことを指します。

関数は、引数を受け取って処理を行い、結果を返すことがあります。

引数は関数の実行に必要な情報を提供するため、関数の動作を制御するために重要な役割を果たします。

引数は関数の宣言や呼び出しの際に指定される値や変数のことを指します。

戻り値とは何か

戻り値とは、関数が処理を終えた後に返す値のことを指します。

関数は、引数を受け取って処理を行い、その結果を戻り値として返すことがあります。

戻り値は関数の実行結果や計算結果など、関数の外部で利用するための情報を提供します。

戻り値は関数の宣言の際に指定される型の値を返すことができます。

引数と戻り値の使い方

引数と戻り値の関係性

引数と戻り値は、関数の間でデータの受け渡しを行うための手段です。

引数は関数にデータを渡すために使用され、戻り値は関数からデータを受け取るために使用されます。

引数と戻り値は、関数の実行において重要な役割を果たし、関数の動作を制御するために欠かせない要素です。

引数と戻り値の実際の使用例

以下に、引数と戻り値の実際の使用例を示します。

#include <stdio.h>
// 引数を受け取り、戻り値を返す関数の例
int add(int a, int b) {
    return a + b;
}
int main() {
    int result = add(3, 5);
    printf("3 + 5 = %d\n", result);
    return 0;
}

上記の例では、addという関数が定義されています。

この関数は、引数として2つの整数を受け取り、それらの値を足し合わせた結果を戻り値として返します。

main関数では、add関数を呼び出して、引数として3と5を渡しています。

その結果、add関数の処理結果である8が戻り値として返され、result変数に代入されます。

最後に、printf関数を使って結果を表示しています。

引数と戻り値の注意点

引数と戻り値の使用にあたっては、以下の注意点に留意する必要があります。

  • 引数の数や型は関数の宣言と呼び出しの際に一致している必要があります。
  • 戻り値の型は関数の宣言で指定された型と一致している必要があります。
  • 引数や戻り値は関数の外部からアクセスすることができるため、適切な値やデータの受け渡しを行う必要があります。
  • 引数や戻り値は関数内で適切に処理されることが重要です。

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