【C言語】コマンドライン引数のint型のargcの意味を解説

この記事では、C言語におけるargcという変数の意味と使い方について解説します。

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argcとは何か

argcは、C言語においてコマンドライン引数の数を表す変数です。

argcargument count の略であり、プログラムが実行される際にコマンドライン引数として渡された値の数を格納します。

コマンドライン引数とは、プログラムを実行する際にプログラム名の後ろに追加で指定する値のことです。

例えば、./program arg1 arg2というコマンドでプログラムを実行する場合、arg1arg2がコマンドライン引数となります。

argcは整数型の変数であり、プログラムが実行される際に自動的に設定されます。

argcの値は、コマンドライン引数の数にプログラム名自体も含まれるため、最低でも1以上の値を持ちます。

argcの使い方

argcは、コマンドライン引数の数を取得するために使用されます。

以下に、argcの使い方の例を示します。

#include <stdio.h>
int main(int argc, char *argv[]) {
    printf("コマンドライン引数の数: %d\n", argc);
    return 0;
}

上記のプログラムでは、argcの値をprintf関数を使って出力しています。

argcの値は、コマンドライン引数の数にプログラム名自体も含まれるため、実際の引数の数よりも1多くなります。

例えば、以下のようにプログラムを実行した場合、

./program arg1 arg2 arg3

出力結果は次のようになります。

コマンドライン引数の数: 4

以上が、argcの意味と使い方です。

コマンドライン引数を扱う際には、argcを利用して引数の数を確認することが重要です。

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