【Python】パスワード付きzipを解凍する方法

この記事では、Pythonのzipfileモジュールを使って、パスワード付きのZIPファイルを解凍する方法を解説します。

初心者の方でも簡単に理解できるように、具体的なコード例を交えて説明します。

パスワード付きのZIPファイルを解凍する方法を知りたい方は、ぜひ読んでみてください。

パスワード付きzipファイルの解凍方法の概要

パスワード付きのZIPファイルを解凍する方法について解説します。

ZIPファイルは複数のファイルやフォルダを1つのファイルにまとめることができる便利な形式ですが、一部のZIPファイルはパスワードで保護されています。

この記事では、Pythonのzipfileモジュールを使用して、パスワード付きのZIPファイルを解凍する方法を紹介します。

zipfileモジュール

Pythonの標準ライブラリには、ZIPファイルを操作するためのzipfileモジュールがあります。

このモジュールを使用することで、ZIPファイルの作成や解凍などの操作が簡単に行えます。

パスワード付きZIPファイルを解凍する

パスワード付きのZIPファイルを解凍するには、zipfileモジュールのZipFileクラスを使用します。

以下の手順で解凍を行います。

1. 解凍したいZIPファイルを指定して、ZipFileオブジェクトを作成します。
2. ZipFileオブジェクトのextractall()メソッドを使用して、ZIPファイルを解凍します。この際、pwdパラメータに解凍に必要なパスワードを指定します。

以下に、具体的なコード例を示します。

import zipfile

# 解凍したいZIPファイルのパスとパスワードを指定
zip_path = "path/to/encrypted.zip"
password = "password123"

# ZipFileオブジェクトを作成
zip_file = zipfile.ZipFile(zip_path)

# パスワード付きZIPファイルを解凍
zip_file.extractall(pwd=password)

# 解凍が完了したら、ZipFileオブジェクトをクローズする
zip_file.close()

上記のコードでは、zip_pathに解凍したいZIPファイルのパスを、passwordに解凍に必要なパスワードを指定しています。

extractall()メソッドを呼び出すことで、ZIPファイルが解凍されます。

注意: パスワードを含むコードを公開する際には、セキュリティ上のリスクがあるため、注意が必要です。

実際の開発では、パスワードを直接コードに書くのではなく、外部の設定ファイルや環境変数から読み込む、解凍時にユーザーに入力させるなどの方法を検討してください。

以上が、Pythonを使用してパスワード付きのZIPファイルを解凍する方法です。