【Python】zip形式に圧縮する方法

Pythonの外部ライブラリを使ったzip形式の操作

Pythonでは、標準ライブラリのzipfileモジュールを使ってzip形式のファイルを操作することができますが、さらに便利な機能を提供する外部ライブラリもあります。

その中でも、pyzipperライブラリは使いやすく、多機能なライブラリとして知られています。

pyzipperライブラリの概要

pyzipperは、Pythonでzip形式のファイルを作成したり、解凍したりするためのライブラリです。

zipファイルの圧縮や解凍に関する様々な操作を簡単に行うことができます。

pyzipperライブラリのインストール方法

pyzipperライブラリを使用するには、まずライブラリをインストールする必要があります。

以下のコマンドを使用して、pipを使ってpyzipperをインストールします。

pip install pyzipper

pyzipperライブラリの基本的な使い方

pyzipperライブラリを使ってzip形式のファイルを作成する方法を見ていきましょう。

まず、pyzipperモジュールをインポートします。

import pyzipper

次に、新しいzipファイルを作成します。

with pyzipper.Archive('new_zipfile.zip', 'w') as zf:
    zf.write('file1.txt')
    zf.write('file2.txt')
    zf.write('file3.txt')

上記の例では、’new_zipfile.zip’という名前の新しいzipファイルを作成し、’file1.txt’、’file2.txt’、’file3.txt’という3つのファイルを追加しています。

また、フォルダを含む場合は、フォルダのパスを指定することもできます。

with pyzipper.Archive('new_zipfile.zip', 'w') as zf:
    zf.write('folder/file1.txt')
    zf.write('folder/file2.txt')
    zf.write('folder/file3.txt')

上記の例では、’folder’という名前のフォルダ内にある3つのファイルをzipファイルに追加して圧縮しています。

また、zipファイルの解凍も簡単に行なえます。

with pyzipper.Archive('new_zipfile.zip', 'r') as zf:
    zf.extractall('extracted_files')

上記の例では、’new_zipfile.zip’という名前のzipファイルを解凍し、’extracted_files’という名前のフォルダにファイルを展開しています。

pyzipperライブラリには、さまざまな圧縮や解凍のオプションがありますので、必要に応じて公式ドキュメントを参照してください。

以上が、pyzipperライブラリの概要と基本的な使い方です。

pyzipperを使うことで、より柔軟にzip形式のファイルを操作することができます。