【Python】文字列をint型(整数型)に型変換する方法

この記事では、Pythonで文字列をint型(整数型)に変換する方法を解説します。

数字のみからなる文字列や数字と文字が混在する文字列をint型に変換する方法、さらにエラーハンドリングの方法についても紹介します。

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文字列をint型に変換する方法

Pythonでは、文字列をint型(整数型)に変換する方法がいくつかあります。

以下では、それぞれの方法について詳しく解説します。

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数字のみからなる文字列の変換

まずは、数字のみからなる文字列をint型に変換する方法です。

Pythonでは、組み込み関数のint()を使用することで簡単に変換することができます。

num_str = "12345"
num_int = int(num_str)
print(num_int)
12345

上記の例では、文字列12345int()関数int型に変換しています。

変換後の値をnum_intに代入し、print()関数で出力しています。

数字と文字が混在する文字列の変換

次に、数字と文字が混在する文字列をint型に変換する方法です。

この場合、int()関数をそのまま使用するとエラーが発生します。

しかし、文字列内に数字のみが存在する部分を抽出してから変換することで、問題なくint型に変換することができます。

mixed_str = "abc123def"
num_str = ""
for char in mixed_str:
    if char.isdigit():
        num_str += char
num_int = int(num_str)
print(num_int)
123

上記の例では、文字列abc123defから数字のみを抽出しています。

forループを使用して、文字列の各文字を順にチェックし、isdigit()メソッドを使用して数字かどうかを判定しています。

数字の場合は、num_strに追加しています。

最後に、int()関数を使用してnum_strint型に変換し、結果を出力しています。

エラーハンドリングの方法

文字列をint型に変換する際に、数字以外の文字が含まれている場合にはエラーが発生します。

このような場合には、エラーハンドリングを行うことでプログラムの実行を続けることができます。

mixed_str = "abc123def"
try:
    num_int = int(mixed_str)
    print(num_int)
except ValueError:
    print("変換できませんでした")
変換できませんでした

上記の例では、int()関数を直接使用して文字列abc123defint型に変換しています。

しかし、この場合はValueErrorが発生し、エラーメッセージが表示されます。

try-except文を使用することで、エラーが発生した場合にはexceptブロック内の処理が実行されます。

以上が、Pythonで文字列をint型に変換する方法です。

適切な方法を選択し、プログラムに組み込んでみてください。

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