【Python】型ヒント付きの引数にデフォルト引数を指定する方法

デフォルト引数を使うことで、関数の引数を柔軟に設定することができます。

この記事では、Pythonの関数で型ヒント付きの引数にデフォルト引数を指定する方法について解説します。

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型ヒント付きの引数にデフォルト引数を指定する方法

Pythonでは、関数の引数に型ヒントを付けることができます。

また、引数にはデフォルト値を指定することもできます。

この記事では、型ヒント付きの引数にデフォルト引数を指定する方法について解説します。

型ヒント付きの引数にデフォルト引数を指定する基本的な方法

関数の引数にデフォルト値を指定する場合、通常は以下のように記述します。

def greet(name: str = "World"):
    print(f"Hello, {name}!")
greet()
greet("Alice")
Hello, World!
Hello, Alice!

上記の例では、greet関数の引数nameにデフォルト値としてWorldを指定しています。

引数を省略した場合はデフォルト値が使用され、引数を指定した場合は指定した値が使用されます。

デフォルト引数の型ヒントの指定方法

型ヒントを付けた引数にデフォルト値を指定する場合、以下のように記述します。

def greet(name: str = "World") -> None:
    print(f"Hello, {name}!")
greet()  # Hello, World!
greet("Alice")  # Hello, Alice!
Hello, World!
Hello, Alice!

上記の例では、引数nameの型ヒントとしてstrを指定しています。

型ヒントは引数名の後ろにコロンを付けて指定します。

デフォルト引数の値の指定方法

デフォルト引数の値として、定数や変数を指定することもできます。

DEFAULT_NAME = "World"
def greet(name: str = DEFAULT_NAME) -> None:
    print(f"Hello, {name}!")
greet()  # Hello, World!
greet("Alice")  # Hello, Alice!
Hello, World!
Hello, Alice!

上記の例では、定数DEFAULT_NAMEをデフォルト引数の値として指定しています。

定数や変数を使用することで、デフォルト引数の値を柔軟に変更することができます。

デフォルト引数の値と型ヒントの指定方法

デフォルト引数の値と型ヒントを同時に指定する場合、以下のように記述します。

def greet(name: str = "World") -> None:
    print(f"Hello, {name}!")
greet()  # Hello, World!
greet("Alice")  # Hello, Alice!
Hello, World!
Hello, Alice!

上記の例では、引数nameのデフォルト値としてWorldを指定し、型ヒントとしてstrを指定しています。

デフォルト引数の値と型ヒントは同時に指定することができます。

以上が、型ヒント付きの引数にデフォルト引数を指定する方法です。

デフォルト引数を使用することで、関数の使用をより柔軟にすることができます。

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