【Python】2次元リストの使い方(初期化/追加/参照など)を詳しく解説

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2次元リストの要素の削除

2次元リストから要素を削除する方法には、del文、 remove() メソッド、 pop() メソッドの3つがあります。

それぞれの使い方と特徴を解説します。

del文を使った削除

del文は、指定したインデックスの要素を削除するために使用します。

2次元リストから要素を削除する場合、以下のように記述します。

2次元リスト名[行のインデックス][列のインデックス]

例として、以下の2次元リストから(1, 1)の要素を削除してみましょう。

matrix = [
    [1, 2, 3],
    [4, 5, 6],
    [7, 8, 9]
]

del matrix[1][1]
print(matrix)
[
    [1, 2, 3],
    [4, 6],
    [7, 8, 9]
]

このように、(1, 1)の要素である5が削除されました。

remove()を使った削除

remove() メソッドは、指定した値と一致する最初の要素を削除するために使用します。

2次元リストから要素を削除する場合、以下のように記述します。

2次元リスト名[行のインデックス].remove(削除する値)

例として、以下の2次元リストから値が5の要素を削除してみましょう。

matrix = [
    [1, 2, 3],
    [4, 5, 6],
    [7, 8, 9]
]

matrix[1].remove(5)
print(matrix)
[
    [1, 2, 3],
    [4, 6],
    [7, 8, 9]
]

このように、値が5の要素が削除されました。

pop()を使った削除

pop() メソッドは、指定したインデックスの要素を削除し、その要素を返すために使用します。

2次元リストから要素を削除する場合、以下のように記述します。

2次元リスト名[行のインデックス].pop(列のインデックス)

例として、以下の2次元リストから(1, 1)の要素を削除してみましょう。

matrix = [
    [1, 2, 3],
    [4, 5, 6],
    [7, 8, 9]
]

removed_element = matrix[1].pop(1)
print("削除された要素:", removed_element)
print("削除後の2次元リスト:", matrix)
削除された要素: 5
削除後の2次元リスト: [
    [1, 2, 3],
    [4, 6],
    [7, 8, 9]
]

このように、(1, 1)の要素である5が削除され、その要素が返されました。

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