【Python】2次元リストの使い方(初期化/追加/参照など)を詳しく解説

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2次元リストへの要素の追加

2次元リストに要素を追加する方法はいくつかあります。

ここでは、 append()insert()extend() の3つの方法を紹介します。

append()を使った追加

append() はリストの末尾に要素を追加するメソッドです。

2次元リストに要素を追加する場合、リストの末尾に新しいリストを追加することができます。

例えば、以下の2次元リストがあるとします。

matrix = [
    [1, 2, 3],
    [4, 5, 6],
    [7, 8, 9]
]

新しいリスト[10, 11, 12]を追加したい場合、以下のように append() を使います。

matrix.append([10, 11, 12])
print(matrix)
[
    [1, 2, 3],
    [4, 5, 6],
    [7, 8, 9],
    [10, 11, 12]
]

insert()を使った追加

insert() はリストの指定した位置に要素を追加するメソッドです。

2次元リストに要素を追加する場合、指定した位置に新しいリストを追加することができます。

例えば、以下の2次元リストがあるとします。

matrix = [
    [1, 2, 3],
    [4, 5, 6],
    [7, 8, 9]
]

新しいリスト[10, 11, 12]を2番目の位置に追加したい場合、以下のように insert() を使います。

matrix.insert(1, [10, 11, 12])
print(matrix)
[
    [1, 2, 3],
    [10, 11, 12],
    [4, 5, 6],
    [7, 8, 9]
]

extend()を使った追加

extend() はリストの末尾に別のリストの要素を追加するメソッドです。

2次元リストに要素を追加する場合、リストの末尾に複数のリストを一度に追加することができます。

例えば、以下の2次元リストがあるとします。

matrix = [
    [1, 2, 3],
    [4, 5, 6],
    [7, 8, 9]
]

新しいリスト[10, 11, 12][13, 14, 15]を追加したい場合、以下のように extend() を使います。

matrix.extend([[10, 11, 12], [13, 14, 15]])
print(matrix)
[
    [1, 2, 3],
    [4, 5, 6],
    [7, 8, 9],
    [10, 11, 12],
    [13, 14, 15]
]

これらの方法を使って、2次元リストに要素を追加することができます。

適切な方法を選んで、2次元リストを操作しましょう。

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