【C言語】printfで表示する文字列の桁数を指定する方法を解説

この記事では、C言語において文字列の表示の桁数を指定する方法について、桁数指定の基本的な方法や左寄せ・右寄せ、さらには0埋めの指定方法を解説します。

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文字列の桁数を指定する方法

文字列を表示する際に、桁数を指定することで、表示の幅を調整することができます。

C言語では、printf関数を使用して文字列の桁数を指定することができます。

以下では、桁数指定の基本的な方法、左寄せ・右寄せの指定方法、および0埋めの指定方法について解説します。

桁数指定の基本的な方法

printf関数では、%記号を使用して桁数を指定することができます。

具体的な指定方法は、%の後に桁数を表す数字を書きます。

例えば、%5sと指定すると、文字列を5桁で表示することができます。

#include <stdio.h>
int main() {
    char str[] = "Hello";
    printf("%5s\n", str);
    return 0;
}

上記のコードでは、文字列Helloを5桁で表示しています。

出力結果は以下の通りです。

Hello

左寄せ・右寄せの指定方法

桁数指定の際に、表示を左寄せまたは右寄せすることもできます。

左寄せはデフォルトの設定であり、右寄せを行う場合には、-記号を使用します。

例えば、%-5sと指定すると、文字列を5桁で右寄せして表示することができます。

#include <stdio.h>
int main() {
    char str[] = "Hello";
    printf("%-5s\n", str);
    return 0;
}

上記のコードでは、文字列Helloを5桁で右寄せして表示しています。

出力結果は以下の通りです。

Hello

0埋めの指定方法

桁数指定の際に、表示を0で埋めることもできます。

0埋めを行う場合には、0記号を使用します。

例えば、%05dと指定すると、整数を5桁で表示し、不足する桁数を0で埋めることができます。

#include <stdio.h>
int main() {
    int num = 123;
    printf("%05d\n", num);
    return 0;
}

上記のコードでは、整数123を5桁で表示し、不足する桁数を0で埋めています。

出力結果は以下の通りです。

00123

以上が、C言語における文字列の桁数を指定する方法の解説です。

桁数指定を活用することで、文字列の表示を柔軟に調整することができます。

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