この記事では、C言語のプログラミング初心者の方に向けて、putchar関数
の使い方について解説します。
putchar関数
は、指定した文字を画面に表示するための関数であり、基本的な使い方を学ぶことができます。
プログラムの実行結果を表示する際に役立つputchar関数
の使い方を、具体的なコード例とともに紹介します。
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putchar関数とは
putchar関数
は、C言語で文字を出力するための関数です。
この関数を使用することで、指定した文字を画面に表示することができます。
putchar関数の概要
putchar関数
は、以下のようなプロトタイプ宣言を持っています。
int putchar(int c);
この関数は、引数として1文字の文字コードを受け取り、その文字を画面に出力します。
また、関数の戻り値として、出力した文字の文字コードを返します。
putchar関数の基本的な使い方
putchar関数
を使用するためには、まず出力したい文字の文字コードを指定する必要があります。
文字コードは、シングルクォーテーション(”)で囲んだ文字で表現されます。
以下に、putchar関数
の基本的な使い方の例を示します。
#include <stdio.h>
int main() {
char ch = 'A'; // 出力したい文字を指定
putchar(ch); // 文字を出力
return 0;
}
上記の例では、変数ch
に文字’A’の文字コードを代入し、putchar関数
でその文字を出力しています。
実行すると、画面には文字’A’が表示されます。
また、putchar関数
は1文字ずつしか出力できないため、複数の文字を連続して出力する場合は、putchar関数
を複数回呼び出す必要があります。
#include <stdio.h>
int main() {
char ch1 = 'H';
char ch2 = 'e';
char ch3 = 'l';
char ch4 = 'l';
char ch5 = 'o';
putchar(ch1);
putchar(ch2);
putchar(ch3);
putchar(ch4);
putchar(ch5);
return 0;
}
上記の例では、変数ch1
からch5
にそれぞれ文字を代入し、putchar関数
で順番に出力しています。
実行すると、画面には文字列”Hello”が表示されます。
以上が、putchar関数
の基本的な使い方です。
putchar関数
を使って文字を出力することで、プログラムの実行結果をユーザーに表示することができます。