【C言語】double型とint型の違いについて解説

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double型とint型のデータの表現方法の違い

double型のデータ表現方法

double型は浮動小数点数を表現するためのデータ型です。

浮動小数点数は小数点以下の桁数が可変であり、実数をより正確に表現することができます。

double型は64ビットのメモリを使用し、符号部1ビット、指数部11ビット、仮数部52ビットで構成されています。

これにより、非常に広い範囲の実数を表現することができます。

int型のデータ表現方法

int型は整数を表現するためのデータ型です。

整数は小数点以下の桁数を持たず、実数よりも限定的な範囲の値を表現します。

int型は通常32ビットのメモリを使用し、符号部1ビット、数値部31ビットで構成されています。

これにより、約-21億から約21億までの整数を表現することができます。

double型は実数を表現するため、小数点以下の桁数が可変であり、より正確な値を表現することができます。

一方、int型は整数を表現するため、小数点以下の桁数を持たず、整数の範囲内の値しか表現することができません。

double型とint型のデータの範囲の違い

double型のデータ範囲

double型は浮動小数点数を表現するためのデータ型です。

double型は倍精度浮動小数点数を表現するため、非常に広い範囲の数値を扱うことができます。

一般的に、double型は64ビットのメモリを使用し、数値の範囲は約±1.7e-308から約±1.7e+308までです。

これは非常に大きな数値や非常に小さな数値を表現することができます。

以下はdouble型の範囲を示すサンプルコードです。

#include <stdio.h>
int main() {
    double min = -1.7e+308;
    double max = 1.7e+308;
    printf("double型の最小値: %e\n", min);
    printf("double型の最大値: %e\n", max);
    return 0;
}
double型の最小値: -1.700000e+308
double型の最大値: 1.700000e+308

int型のデータ範囲

int型は整数を表現するためのデータ型です。

int型は32ビットのメモリを使用し、一般的には-2147483648から2147483647までの範囲の整数を表現することができます。

これは約-20億から約20億までの整数を扱うことができます。

以下はint型の範囲を示すサンプルコードです。

#include <stdio.h>
int main() {
    int min = -2147483648;
    int max = 2147483647;
    printf("int型の最小値: %d\n", min);
    printf("int型の最大値: %d\n", max);
    return 0;
}
int型の最小値: -2147483648
int型の最大値: 2147483647

double型int型のデータ範囲の違いは、double型が浮動小数点数を表現するため、非常に広い範囲の数値を扱えるのに対し、int型は整数を表現するため、比較的狭い範囲の整数しか扱えないという点です。

適切なデータ型の選択は、プログラムの要件に合わせて行う必要があります。

double型とint型の演算の違い

double型の演算

double型は浮動小数点数を表現するためのデータ型です。

そのため、小数点以下の精度を持つことができます。

double型の演算では、四則演算(加算、減算、乗算、除算)や比較演算(等号、不等号)など、一般的な数値演算を行うことができます。

以下に、double型の演算の例を示します。

#include <stdio.h>
int main() {
    double num1 = 3.14;
    double num2 = 2.5;
    double sum = num1 + num2;
    double product = num1 * num2;
    printf("和: %f\n", sum);
    printf("積: %f\n", product);
    return 0;
}

上記のコードでは、num1num2という2つのdouble型の変数を定義し、それらの和と積を計算しています。

結果を表示するために、printf関数を使用しています。

実行結果は以下のようになります。

和: 5.640000
積: 7.850000

int型の演算

int型は整数を表現するためのデータ型です。

そのため、小数点以下の精度を持つことはできません。

int型の演算では、四則演算(加算、減算、乗算、除算)や比較演算(等号、不等号)など、整数に対する演算を行うことができます。

以下に、int型の演算の例を示します。

#include <stdio.h>
int main() {
    int num1 = 10;
    int num2 = 3;
    int sum = num1 + num2;
    int product = num1 * num2;
    printf("和: %d\n", sum);
    printf("積: %d\n", product);
    return 0;
}

上記のコードでは、num1num2という2つのint型の変数を定義し、それらの和と積を計算しています。

結果を表示するために、printf関数を使用しています。

実行結果は以下のようになります。

和: 13
積: 30

int型の演算では、小数点以下の値は切り捨てられるため、計算結果も整数となります。

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