この記事では、Pythonを使って日付を任意の形式にフォーマットする方法を学びます。
日付を文字列に変換したり、曜日や時刻を追加したりする方法を解説します。
日付フォーマットのカスタマイズについて理解しましょう。
日付をフォーマットする方法
日付を文字列に変換する
Pythonでは、日付を任意の形式の文字列に変換することができます。
strftime()
メソッドを使用して、日付オブジェクトを文字列に変換します。
以下は、日付を文字列に変換するサンプルコードです。
import datetime
# 現在の日付を取得
today = datetime.datetime.now()
# 日付を文字列に変換
date_string = today.strftime("%Y-%m-%d %H:%M:%S")
print(date_string)
2024-02-14 06:57:18
strftime()メソッドの使い方
strftime()
メソッドは、日付オブジェクトを指定したフォーマットの文字列に変換する際に使用されます。
フォーマット指定子を使って、年、月、日、時刻などの要素を任意の形式で組み合わせることができます。
以下は、strftime()
メソッドの使い方を示すサンプルコードです。
import datetime
# 現在の日付を取得
today = datetime.datetime.now()
# 日付を指定したフォーマットで文字列に変換
date_string = today.strftime("%Y年%m月%d日 %H時%M分%S秒")
print(date_string)
2024年02月14日 06時57分23秒
日付フォーマット指定子の一覧
日付フォーマット指定子は、日付を特定の形式で表現するための記号です。
以下によく使用される日付フォーマット指定子の一覧を示します。
%Y
: 年(4桁)%m
: 月(ゼロ埋め)%d
: 日(ゼロ埋め)%H
: 時(24時間表記)%M
: 分%S
: 秒
これらの指定子を組み合わせて、任意の形式で日付をフォーマットすることができます。
日付フォーマットのカスタマイズ
年、月、日の表記方法を変更する
Pythonでは、日付を任意の形式にフォーマットする際に、年、月、日の表記方法をカスタマイズすることができます。
例えば、年を4桁で表示したい場合や、月をゼロ埋めして表示したい場合など、様々な表記方法が可能です。
以下にサンプルコードを示します。
import datetime
# 現在の日付を取得
now = datetime.datetime.now()
# 年を4桁で表示
formatted_date = now.strftime("%Y年%m月%d日")
print(formatted_date)
2024年02月14日
上記のコードでは、%Y
を使用することで年を4桁で表示しています。
他にも%y
を使用すると年を2桁で表示することも可能です。
曜日や時刻の表記を追加する
日付フォーマットをカスタマイズする際に、曜日や時刻の表記を追加することもできます。
曜日を表示したい場合は%A
や%aを使用し、時刻を表示したい場合は%Hや%M
を使用します。
以下にサンプルコードを示します。
import datetime
# 現在の日付を取得
now = datetime.datetime.now()
# 曜日と時刻を表示
formatted_date = now.strftime("%Y年%m月%d日 %A %H時%M分")
print(formatted_date)
2024年02月14日 Wednesday 06時57分
上記のコードでは、%A
を使用することで曜日をフルネームで表示し、%Hと%M
を使用することで時刻を表示しています。
ゼロ埋めやスペース埋めの設定
日付フォーマットをカスタマイズする際に、数字のゼロ埋めやスペース埋めを設定することもできます。
例えば、月を常に2桁で表示する場合や、日付の前にスペースを入れる場合などがあります。
以下にサンプルコードを示します。
import datetime
# 現在の日付を取得
now = datetime.datetime.now()
# 月を2桁で表示
formatted_date = now.strftime("%Y年%m月%d日")
print(formatted_date)
# 日付の前にスペースを入れる
formatted_date_space = now.strftime("%Y年 %m月 %d日")
print(formatted_date_space)
2024年02月14日
2024年 02月 14日
上記のコードでは、%m
を使用することで月を2桁で表示し、日付の前にスペースを入れるためにスペースを追加しています。
日付フォーマットをカスタマイズする際に、ゼロ埋めやスペース埋めを活用して、見やすい表示を行うことができます。
これで、日付フォーマットのカスタマイズに関する基本的な方法を学びました。
次は実際に自分のプロジェクトで日付フォーマットをカスタマイズしてみて、慣れていきましょう。