【C言語】localtime関数の使い方を解説「現在日時の取得」

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localtime関数とは

localtime関数は、C言語の標準ライブラリで提供されている関数の一つです。

この関数は、現在の日時をローカルタイムに変換するために使用されます

具体的には、time_t型の値を引数として受け取り、その値をローカルタイムに変換したstruct tm型のポインタを返します。

localtime関数の基本的な使い方

localtime関数を使用するには、<time.h>ヘッダーファイルをインクルードする必要があります。

また、time_t型の変数に現在の時刻を取得し、その変数をlocaltime関数に渡すことで、ローカルタイムの情報を取得することができます。

以下に、localtime関数の基本的な使い方を示します。


#include <stdio.h>
#include <time.h>
int main() {
    // 現在の時刻を取得
    time_t now = time(NULL);
    // ローカルタイムの情報を取得
    struct tm* localTime = localtime(&now);
    // ローカルタイムの情報を表示
    printf("年:%d\n", localTime->tm_year + 1900);
    printf("月:%d\n", localTime->tm_mon + 1);
    printf("日:%d\n", localTime->tm_mday);
    printf("時:%d\n", localTime->tm_hour);
    printf("分:%d\n", localTime->tm_min);
    printf("秒:%d\n", localTime->tm_sec);
    return 0;
}

上記のコードでは、time関数を使用して現在の時刻を取得し、その時刻をlocaltime関数に渡しています。

そして、取得したローカルタイムの情報をstruct tm構造体に格納し、各要素をprintf関数を使用して表示しています。

実行結果は以下のようになります。

年:2022
月:1
日:1
時:12
分:0
秒:0

このように、localtime関数を使用することで、現在の日時をローカルタイムの情報として取得することができます。

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