この記事では、Windows環境で現在の時刻をミリ秒単位で取得する方法を紹介します。
処理時間の計測など、時間に関する処理を行う際に役立つ情報です。
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Windows環境でのミリ秒単位の時刻取得方法
GetTickCount関数とは
GetTickCount関数
は、Windows環境で現在のシステム時刻をミリ秒単位で取得するための関数です。
この関数は、システムが起動してからの経過時間を返すため、システムの起動時間を基準として現在時刻を取得することができます。
GetTickCount関数の使い方
GetTickCount関数
を使用するためには、Windows.hヘッダーファイル
をインクルードする必要があります。
以下に、GetTickCount関数
を使用して現在時刻をミリ秒単位で取得するサンプルコードを示します。
#include <stdio.h>
#include <Windows.h>
int main() {
DWORD start = GetTickCount(); // 現在時刻を取得
// 何らかの処理
DWORD end = GetTickCount(); // 現在時刻を再度取得
DWORD elapsed = end - start; // 処理時間を計算
printf("処理時間: %dミリ秒\n", elapsed);
return 0;
}
上記のコードでは、GetTickCount関数
を使用して処理の開始時刻と終了時刻を取得し、その差分を計算して処理時間を求めています。
処理時間はelapsed変数
に格納され、printf関数
を使用して表示されます。
サンプルコードの実行結果
上記のサンプルコードを実行すると、以下のような結果が表示されます。
処理時間: 1234ミリ秒
このように、GetTickCount関数
を使用することで、Windows環境で現在時刻をミリ秒単位で取得することができます。
処理時間の計測など、時間に関する処理を行う際に便利な関数です。