【C言語】if / if-else文の扱い方についてわかりやすく詳しく解説

この記事では、C言語のプログラミングにおいて、条件分岐を行うためのif文とif-else文の基本的な構文や使い方、さらに複数の条件を扱う方法やネストしたif文の使い方などについて解説します。

また、if-else文の応用や代替手段、注意点やベストプラクティスについても紹介します。

初心者の方でもわかりやすく、条件に応じた処理を行うための基礎知識を身につけることができます。

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if文の基本構文

if文は、プログラムの中で条件によって処理を分岐させるために使用される制御文です。

if文の基本構文は以下の通りです。


if (条件式) {
    // 条件式が真の場合に実行される処理
}

条件式が真の場合に、中括弧(ブロック)内の処理が実行されます。

条件式が偽の場合は、if文の中の処理はスキップされます。

条件式の書き方

条件式は、真または偽の結果を返す式です。

条件式の書き方にはいくつかの方法があります。

比較演算子を使用する方法

比較演算子を使用して、2つの値を比較することで条件式を作成することができます。

以下は、比較演算子の一部です。

演算子説明
==等しい
!=等しくない
>より大きい
<より小さい
>=以上
<=以下

例えば、変数xが10より大きい場合に処理を実行する条件式は以下のようになります。


if (x > 10) {
    // xが10より大きい場合に実行される処理
}

論理演算子を使用する方法

複数の条件を組み合わせる場合には、論理演算子を使用することができます。

以下は、論理演算子の一部です。

演算子説明
&&論理積 (AND)
||論理和 (OR)
!否定 (NOT)

例えば、変数xが10より大きくかつ20より小さい場合に処理を実行する条件式は以下のようになります。


if (x > 10 && x < 20) {
    // xが10より大きくかつ20より小さい場合に実行される処理
}

ブロックの使い方

if文やelse文の中には、中括弧(ブロック)を使用して複数の処理をまとめることができます。

ブロックを使用することで、複数の処理をまとめて条件に応じて実行することができます。


if (条件式) {
    // 条件式が真の場合に実行される処理1
    // 条件式が真の場合に実行される処理2
    // ...
}

ブロック内の処理は、インデントを揃えることで可読性を高めることができます。

また、ブロック内にさらにif文やelse文をネストさせることも可能です。

以上が、if文の基本構文や条件式の書き方、ブロックの使い方についての説明です。

これらの概念を理解して、条件に応じた処理を実装することができるようにしましょう。

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