この記事では、C言語を使用して親ディレクトリに移動する方法を紹介します。
目次から探す
親ディレクトリに移動する方法
親ディレクトリに移動する方法は、相対パスを使用して行うことができます。
相対パスは、ディレクトリ名やファイル名を含んだdirectory\sample\
のように記述しますが、..
にすると親ディレクトリを指すことができます。
以下に、親ディレクトリに移動する方法のサンプルコードを示します。
#include <stdio.h>
#include <unistd.h>
int main() {
// カレントディレクトリを表示
char cwd[256];
getcwd(cwd, sizeof(cwd));
printf("カレントディレクトリ: %s\n", cwd);
// 親ディレクトリに移動
chdir("..");
// 移動後のカレントディレクトリを表示
getcwd(cwd, sizeof(cwd));
printf("移動後のカレントディレクトリ: %s\n", cwd);
return 0;
}
このサンプルコードでは、getcwd()関数
を使用して現在のカレントディレクトリを取得し、chdir()関数
を使用して親ディレクトリに移動しています。
移動後のカレントディレクトリも再度getcwd()関数
を使用して表示しています。
実行結果は以下のようになります。
カレントディレクトリ: /Users/username/Documents
移動後のカレントディレクトリ: /Users/username
このように、chdir(..)
を実行することで、親ディレクトリに移動することができます。