Java – 1から100までを順番に表示する方法を解説
Javaで1から100までの数値を順番に表示するには、主に「for文」を使用します。
for文は、初期化、条件式、更新処理を指定して繰り返し処理を行う制御構文です。
例えば、for (int i = 1; i <= 100; i++)
のように記述し、ループ内でSystem.out.println(i)
を呼び出すことで、1から100までの数値を1行ずつ出力できます。
for文を使った1から100までの表示方法
Javaのfor文を使用すると、指定した範囲の数値を簡単に繰り返し処理することができます。
以下に、1から100までの数値を表示するサンプルコードを示します。
public class App {
public static void main(String[] args) {
// 1から100までの数値を表示する
for (int i = 1; i <= 100; i++) {
System.out.println(i); // 現在の数値を表示
}
}
}
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このコードでは、for文を使って変数i
を1から100までインクリメントしながら、各数値をコンソールに表示しています。
i <= 100
の条件により、100までの数値が表示されます。
while文を使った1から100までの表示方法
while文を使用すると、条件が真である限り繰り返し処理を行うことができます。
以下に、1から100までの数値を表示するサンプルコードを示します。
public class App {
public static void main(String[] args) {
// 初期値を設定
int i = 1;
// 1から100までの数値を表示する
while (i <= 100) {
System.out.println(i); // 現在の数値を表示
i++; // iをインクリメント
}
}
}
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このコードでは、初期値としてi
を1に設定し、while文の条件i <= 100
が真である限り、数値を表示し続けます。
i++
により、i
が1ずつ増加し、最終的に100までの数値が表示されます。
do-while文を使った1から100までの表示方法
do-while文は、少なくとも1回は処理を実行したい場合に便利です。
以下に、1から100までの数値を表示するサンプルコードを示します。
public class App {
public static void main(String[] args) {
// 初期値を設定
int i = 1;
// 1から100までの数値を表示する
do {
System.out.println(i); // 現在の数値を表示
i++; // iをインクリメント
} while (i <= 100); // 条件をチェック
}
}
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このコードでは、do-while文を使用して、まずi
の値を表示し、その後にi
をインクリメントします。
条件i <= 100
は、次のループの前にチェックされるため、1から100までの数値が確実に表示されます。
拡張的な方法で1から100を表示する
Javaでは、for文やwhile文、do-while文以外にも、さまざまな方法で1から100までの数値を表示することができます。
ここでは、Java 8以降で導入されたストリームを使用した方法を紹介します。
ストリームを使った方法
JavaのストリームAPIを利用すると、より簡潔に数値の範囲を生成し、表示することができます。
以下にそのサンプルコードを示します。
import java.util.stream.IntStream; // IntStreamをインポート
public class App {
public static void main(String[] args) {
// 1から100までの数値を表示する
IntStream.rangeClosed(1, 100) // 1から100までの範囲を生成
.forEach(System.out::println); // 各数値を表示
}
}
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このコードでは、IntStream.rangeClosed(1, 100)
を使用して1から100までの整数のストリームを生成し、forEach
メソッドで各数値を表示しています。
この方法は、コードが非常にシンプルで可読性が高く、特に大規模なデータ処理において便利です。
まとめ
この記事では、Javaを使用して1から100までの数値を表示するさまざまな方法について解説しました。
for文、while文、do-while文、そしてストリームAPIを利用した方法を通じて、異なるアプローチの利点を理解することができました。
これを機に、実際にコードを試してみて、各方法の動作を体験してみてください。