コマンドプロンプトでWi‑Fi接続する方法を解説
この記事では、コマンドプロンプトを使ってWi‑Fiに接続する手順を解説します。
GUIが利用できない状況や、ネットワークトラブル時にシステム設定を行う際の方法として、コマンドライン操作が役立つ点に着目しています。
各コマンドの意味や使い方、注意事項を初心者にも分かりやすい形で紹介し、手順を追って実践できる内容となっています。
開発環境確認とコマンドプロンプト準備
開発環境の状態確認
まずは、Wi‑Fi接続に必要な開発環境が正しく整っているか確認します。
Windowsのバージョンやネットワークアダプターの状態、必要な管理者権限があるかどうかをチェックしてください。
以下の項目を順に確認すると良いです。
- Windows OSが最新の状態か
- Wi‑Fiアダプターが有効になっているか
- ネットワークドライバーが最新バージョンに更新されているか
- 管理者権限での操作が可能か
コマンドプロンプトの起動方法
Wi‑Fi接続の各種操作はコマンドプロンプト上で行います。
簡単な手順としては以下の方法でコマンドプロンプトを起動できます。
- 「スタート」メニューをクリック
- 検索バーに「cmd」と入力
- 表示された「コマンドプロンプト」をクリックして起動
または、ショートカットキー「Windowsキー + R」を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログに「cmd」と入力する方式でも起動できます。
Wi‑Fiネットワーク情報の取得
利用可能ネットワーク一覧の表示
Wi‑Fiに接続可能なネットワークの一覧を取得するため、専用のコマンドを利用します。
利用可能なWi‑Fiネットワークを確認することで、目的のSSIDや周辺の環境状況を把握することができます。
コマンド実行例と結果の確認
以下のコマンドを実行してください。
netsh wlan show networks
Interface name : Wi-Fi
There are 3 networks currently visible.
SSID 1 : MyHomeWiFi
Network type : Infrastructure
Authentication : WPA2-Personal
Encryption : CCMP
SSID 2 : OfficeNetwork
Network type : Infrastructure
Authentication : WPA2-Enterprise
Encryption : CCMP
SSID 3 : CafeFreeWiFi
Network type : Infrastructure
Authentication : Open
Encryption : None
上記の実行例では、3つのネットワークが検出されています。
各ネットワークの認証や暗号化情報も表示されるため、接続対象を選ぶ際に参考になります。
プロファイル情報の確認
Windowsでは、一度接続したWi‑Fiネットワークの情報がプロファイルとして保存されます。
この情報を利用することで再接続が容易になります。
保存済みプロファイルの確認方法
保存されたネットワークプロファイルを確認するには、以下のコマンドを使用してください。
netsh wlan show profiles
Profiles on interface Wi-Fi:
Group policy profiles (read only)
---------------------------------
<None>
User profiles
-------------
All User Profile : MyHomeWiFi
All User Profile : OfficeNetwork
この例では、「MyHomeWiFi」と「OfficeNetwork」の2つのネットワークが保存されていることが確認できます。
Wi‑Fi接続操作の実施
接続用コマンドの構文解説
Wi‑Fiへの接続は、専用の接続用コマンドを利用して行います。
コマンドはSSIDやパスワード、必要に応じてインターフェース名を指定する構文となっています。
SSID指定とパスワード入力の方法
Wi‑Fiプロファイルが存在しない場合、XML形式のプロファイルファイルを作成し、そこにSSIDやパスワード情報を含める必要があります。
例えば、以下のようなXMLファイル(WiFiProfile.xml)を用意して、その内容にSSIDやパスワードを設定します。
ここではコードブロックでは示さない形式で説明しますが、ファイル内ではXML形式として記述してください。
・SSIDタグに接続先ネットワークの名前を指定
・キータグにパスワードを指定
また、既存のプロファイルが保存されている場合は、直接SSIDを指定して接続することができます。
新規Wi‑Fi接続の設定方法
接続コマンドの入力例
保存済みプロファイルがある場合、以下のコマンドで接続を実行できます。
netsh wlan connect name="MyHomeWiFi" ssid="MyHomeWiFi" interface="Wi-Fi"
Connection request was completed successfully.
この例では、SSID「MyHomeWiFi」のネットワークに対して、Wi‑Fiインターフェースを使用して接続を試みた結果、正常に接続できた場合の出力例が表示されます。
接続結果の確認方法
接続が正常に行われたかどうかは、以下のコマンドで確認してください。
netsh wlan show interfaces
There is 1 interface on the system:
Name : Wi-Fi
Description : Wireless Adapter Name
GUID : xxxx-xxxx-xxxx-xxxx
Physical address : 00:11:22:33:44:55
State : connected
SSID : MyHomeWiFi
BSSID : aa:bb:cc:dd:ee:ff
Radio type : 802.11n
Authentication : WPA2-Personal
Channel : 6
Receive rate (Mbps) : 150
Transmit rate (Mbps) : 150
Signal : 99%
上記の出力例では、状態が「connected」となっているため、接続状況が正常であることが確認できます。
接続状態の確認とエラー対応
接続状態のチェック方法
コマンドでの接続状況確認
Wi‑Fiの接続状況は、再度以下のコマンドで確認できます。
netsh wlan show interfaces
Name : Wi-Fi
State : connected
SSID : MyHomeWiFi
...
出力結果の「State」が「connected」となっていれば、Wi‑Fi接続は成功している状態です。
その他、SSIDや受信状況などの詳細情報も表示されるため、接続の健全性をチェックするのに役立ちます。
エラー発生時の対処法
原因の特定と具体的な対策
Wi‑Fi接続に失敗した場合は、エラーメッセージを基に原因を特定してください。
考えられる原因とその対策は以下の通りです。
- ネットワークプロファイルのミスマッチ
→ プロファイル名やSSIDが正しく入力されているか再確認します。
- パスワードの誤入力
→ 正しいパスワードになっているか、XMLファイルやコマンドのパラメータを確認してください。
- アダプターやドライバーの問題
→ ネットワークドライバーの更新や、アダプターの有効状態を調べます。
- インターフェースの指定ミス
→ 複数のネットワークインターフェースが存在する場合、正しいインターフェース名が指定されているか確認します。
具体的なエラー内容に合わせ、以下のコマンドで詳細なネットワーク状況を確認することもできます。
netsh wlan show drivers
Interface name: Wi-Fi
Driver : Driver Name
Vendor : Vendor Name
Provider : Provider Name
Date : 2020/01/01
Version : 1.0.0.0
Radio types supported : 802.11a 802.11b 802.11g 802.11n
...
この情報により、ドライバーの状態や対応している無線規格などを把握し、トラブルシューティングの一助としてください。
まとめ
このブログ記事では、開発環境の確認やコマンドプロンプトの準備から、Wi‑Fiネットワーク情報の取得、接続操作、状態確認とエラー対応に至る一連の手順を詳しく説明しました。
この記事を通じて、環境に合わせたWi‑Fi接続の操作方法とトラブルシューティングの基本が理解できる内容となっています。
ぜひ、ご自身の環境で手順を実施し、快適なネットワーク接続を実現してみてください。