この記事では、C言語でキーボードやファイルから文字列を入力する方法を解説します。
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キーボードからの文字列入力方法
キーボードからの文字列の入力方法には、主にfgets関数
とscanf関数
の2つがあります。
fgets関数を使った文字列の入力方法
fgets関数
は、指定した文字数までの文字列をキーボードから入力するための関数です。
以下は、fgets関数
を使った文字列の入力方法の例です。
#include <stdio.h>
int main() {
char str[100]; // 文字列を格納するための配列
printf("文字列を入力してください: ");
fgets(str, sizeof(str), stdin); // キーボードから文字列を入力
printf("入力された文字列は: %s", str);
return 0;
}
上記の例では、fgets関数
を使ってキーボードから文字列を入力しています。
fgets関数
の第1引数には、文字列を格納するための配列を指定します。
第2引数には、配列のサイズを指定します。
第3引数には、入力元を表すstdin
を指定します。
scanf関数を使った文字列の入力方法
scanf関数
は、指定した書式に従ってキーボードから文字列を入力するための関数です。
以下は、scanf関数
を使った文字列の入力方法の例です。
#include <stdio.h>
int main() {
char str[100]; // 文字列を格納するための配列
printf("文字列を入力してください: ");
scanf("%s", str); // キーボードから文字列を入力
printf("入力された文字列は: %s", str);
return 0;
}
上記の例では、scanf関数
を使ってキーボードから文字列を入力しています。
scanf関数
の第1引数には、書式指定子%s
を指定します。
第2引数には、文字列を格納するための配列を指定します。
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