【C言語】printfで数値の桁数を指定する方法を解説

この記事では、C言語のprintfで表示する数値の桁数を指定する方法について解説します。

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数値の桁数を指定する方法

数値の桁数を指定する方法には、主に以下の3つの方法があります。

書式指定子による桁数指定

printf関数では、書式指定子を使用して数値の桁数を指定することができます。

桁数を指定するためには、%の後に桁数を表す数字を記述します。

例えば、以下のようなコードを考えます。

int num = 123;
printf("%5d", num);

上記のコードでは、%5dという書式指定子を使用しています。

これは、数値を5桁で表示するという意味です。

もし、表示する数値の桁数が指定した桁数よりも少ない場合、空白文字が追加されて桁数を調整します。

上記のコードの実行結果は、以下のようになります。

123

フィールド幅を指定する方法

printf関数では、フィールド幅を指定することで数値の桁数を調整することもできます。

フィールド幅とは、数値を表示するために確保するスペースの幅のことです。

例えば、以下のようなコードを考えます。

int num = 123;
int width = 8;
printf("%*d", width, num);

上記のコードでは、%*dという書式指定子を使用しています。

*は、フィールド幅を引数で指定することを意味します。

widthという変数を使用して、フィールド幅を8と指定しています。

上記のコードの実行結果は、以下のようになります。

123

精度を指定する方法

printf関数では、精度を指定することで小数点以下の桁数を制御することもできます。

精度は、%の後に.を付けて指定します。

例えば、以下のようなコードを考えます。

double num = 3.14159;
printf("%.2f", num);

上記のコードでは、%.2fという書式指定子を使用しています。

これは、小数点以下2桁まで表示するという意味です。

上記のコードの実行結果は、以下のようになります。

3.14

以上が、C言語で数値の桁数を指定する方法の解説です。

書式指定子による桁数指定、フィールド幅を指定する方法、精度を指定する方法の3つの方法を使いこなして、自分のプログラムで適切な桁数の表示を行いましょう。

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