【C言語】5つの整数から最大値を求める方法を3つ解説

この記事では、C言語で最大値を求める方法について説明します。

max関数、if文、および三項演算子を使った方法を紹介し、さらに最大値を求めるための関数の作成方法も解説します。

初心者の方でもわかりやすく、具体的なコード例を交えて説明します。

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C言語での最大値の求め方

プログラミングにおいて、複数の値の中から最大値を求めることはよくあります。

C言語では、いくつかの方法を使って最大値を求めることができます。

以下では、max関数を使った方法、if文を使った方法、および三項演算子を使った方法について説明します。

max関数を使った方法

C言語には、最大値を求めるためのmax関数が用意されています。

この関数は、2つの引数を受け取り、それらのうちの大きい方の値を返します。

以下に、max関数を使った最大値の求め方の例を示します。


#include <stdio.h>
int max(int a, int b) {
    if (a > b) {
        return a;
    } else {
        return b;
    }
}
int main() {
    int num1 = 10;
    int num2 = 20;
    int result = max(num1, num2);
    
    printf("最大値: %d\n", result);
    
    return 0;
}

上記のコードでは、max関数を定義し、それをmain関数内で使用しています。

num1とnum2の値をmax関数に渡し、返された最大値をresultに代入しています。

最後に、結果を表示しています。

最大値: 20

if文を使った方法

max関数を使わずに最大値を求める方法として、if文を使用する方法があります。

以下に、if文を使った最大値の求め方の例を示します。


#include <stdio.h>
int main() {
    int num1 = 10;
    int num2 = 20;
    int max_num;
    
    if (num1 > num2) {
        max_num = num1;
    } else {
        max_num = num2;
    }
    
    printf("最大値: %d\n", max_num);
    
    return 0;
}

上記のコードでは、if文を使用してnum1とnum2の値を比較し、大きい方の値をmax_numに代入しています。

最後に、結果を表示しています。

最大値: 20

三項演算子を使った方法

さらに、三項演算子を使って最大値を求める方法もあります。

三項演算子は、条件式 ? 式1 : 式2 の形式で使用され、条件式が真の場合は式1が、偽の場合は式2が評価されます。

以下に、三項演算子を使った最大値の求め方の例を示します。


#include <stdio.h>
int main() {
    int num1 = 10;
    int num2 = 20;
    int max_num = (num1 > num2) ? num1 : num2;
    
    printf("最大値: %d\n", max_num);
    
    return 0;
}

上記のコードでは、三項演算子を使用してnum1とnum2の値を比較し、大きい方の値をmax_numに代入しています。

最後に、結果を表示しています。

最大値: 20

以上が、C言語での最大値の求め方についての説明です。

max関数、if文、および三項演算子のいずれかを使って、簡単に最大値を求めることができます。

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