C++でのfor文の使い方についてわかりやすく詳しく解説

C++プログラミングにおいて、for文は非常に重要な役割を果たします。

しかし、初心者にとってはfor文の使い方が難しく感じることもあるでしょう。

そこで本記事では、C++でのfor文の基本的な使い方から応用的な使い方まで詳しく解説していきます。

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for文とは

for文は、プログラム内で同じ処理を繰り返し実行するための制御構造の一つです。C++言語においても、for文はよく使われる制御構造の一つです。

for文は、以下のような構文を持ちます。

for (初期化式; 条件式; 更新式) {
    // 繰り返し実行する処理
}

初期化式では、ループ変数を初期化します。条件式では、ループ変数が条件を満たしているかどうかを判定します。更新式では、ループ変数を更新します。

例えば、1から10までの整数を順番に表示するプログラムを作成する場合、以下のようにfor文を使用することができます。

#include <iostream>

int main() {
    for (int i = 1; i <= 10; i++) {
        std::cout << i << std::endl;
    }
    return 0;
}

このプログラムでは、iというループ変数を1から10まで順番に増やしながら、std::coutでiの値を表示しています。

for文で配列を扱う

for文を使って配列を扱う場合もあります。以下は、配列aの要素を順番に表示するプログラムです。

#include <iostream>

int main() {
    int a[] = {1, 2, 3, 4, 5};
    int length = sizeof(a) / sizeof(int);
    
    for (int i = 0; i < length; i++) {
        std::cout << a[i] << std::endl;
    }
    
    return 0;
}

このプログラムでは、配列aとその長さlengthを定義しています。for文内では、iが0からlength未満までインクリメントしながら繰り返し処理が実行されます。

以上がC++でのfor文の基本的な使い方です。

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