【C言語】2の倍数かつ3の倍数になるか判定する方法を解説

c言語で2と3の倍数両方が成立する場合の処理方法

C言語で、「2と3の両方で割り切れる数」を判定する処理方法について解説します。

&&演算子を使った方法

まずは、&&演算子（論理積）を用いた実装方法です。この演算子は、左右の式が共に真(true)である場合に真となります。

#include <stdio.h>

int main() {
    int num = 6; // 判定対象の数字
    if (num % 2 == 0 && num % 3 == 0) { // 「2でも割り切れるかつ3でも割り切れる」という条件
        printf("%d is divisible by both 2 and 3.\n", num);
    } else {
        printf("%d is not divisible by both 2 and 3.\n", num);
    }
    return 0;
}

上記コードでは、変数numが「2でも割り切れるかつ3でも割り切れる」という条件を満たしている場合、「divisible by both」（両方で割りきれます）と出力されます。そうでなければ、「not divisible by both」（どちらも割りきれません）と出力されます。

%演算子を使った方法

2と3の最小公倍数は6です。そのため、ある数が2でもあり3でもある場合は必ず6で割り切れます。

したがって、以下のようなコードを書くことで2かつ3両方が成立する場合の処理を行うことが出来ます。

if (num % 6 == 0) { // 6 を (2 * 3)に変えてもOK
    // 処理内容
}

このように、条件式に「%」演算子を使って6で割った余りが0かどうかを判定することで、2かつ3両方が成立する場合の処理を行うことが出来ます。

終わりに

本記事では、C言語で2の倍数かつ3の倍数が成立する場合の処理方法について解説しました。

&&演算子を使った方法と%演算子を使った方法がありますが、コードがシンプルなのは%演算子を使う方法なので、基本的には%を使う方法を選ぶといいでしょう。