「さようなら、交通博物館」
こう書かれた駅貼りポスターに足が止まった。
地元な人以外はご存知ないかもしれないが、
その名の通り、交通、特に鉄道に関する博物館である。
終電乗り込み時間の関係で、
どんな形の「さようなら」なのか、確認できなかったのだが、
いずれにしても、今ある「交通博物館」がなくなることだけは、
紛れもない事実であるようである。
生まれて初めての社会科見学で訪れたのが、
この交通博物館だった。
入口に突き出た新幹線の先頭車両。
リバイバルブームで人気が出た機関車の展示。
車両を半分に切った展示。
自分でいじることが山手線の運転席。
今のようなハイテク科学館がな時分、
この交通博物館の施設は、
この頃の子供だった私にとって、
まさに「ハイテク」そのもの。
そのワンダーランドに魅了された。
実は、今でも通勤の途中、
電車交通博物館を毎日、目にしていて、
「今はどうなっているのだろう。。機会があったら、行ってみたい。」
と、ずっと思ってはいたのだが、
足は向かなかった。
そんな時に、「さようなら」の文字。
胸に降ってくる郷愁の気持ちを止めることができない。
近くにいながら、行けなかったが、
同じ思い出を持っている友人がいたら、彼らを誘って、最後の勇姿を思い出に刻み込むために、
十年以上振りに交通博物館を訪ねてみようかと思う。
« 実は、初体験だったのだ。 | トップ | 呉、初上陸!でもあっという間に »